くるみ割り人形@新国立劇場

新国立劇場くるみ割り人形を見に行ってきました(12月です)。バレエの鑑賞は初めてで非常にワクワク。くるみ割り人形組曲が大好きなので、生演奏が聴けるとあって、この日を待ちに待っておりました(この組曲が好きになった経緯に、小さい頃オラシオン社のくるみ割り人形の音楽ソフトをWindows95機で遊んでいたというのがあります。パソコンで遊んでいたのが今の自分の教養を形作るのに一躍買っていたと思うと何だか感慨深いです)。

エントランスを入ると大きなクリスマスツリーが置いてあり、みなさん記念撮影しておりました。キラキラした飾りつけはやはり特別な気分にさせてくれますね。

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大きなクリスマスツリー

さてさてバレエの方はというと。

まず音楽は生演奏。クラシックの曲はほとんどN響ホールで聴いていたので、 それと比べるとこじんまりとしたホールで、3階席でお楽器からの振動が伝わってきました。幕が上がる前に『序曲』の演奏が始まる瞬間は鳥肌が立ちました…。音楽が生で聴けるだけで幸せな気分だったのに、さらに目の前には美しい衣装を身に纏ったダンサーたちが音楽に合わせて踊っている…。豪華豪華。あと、音楽の方は組曲でしか聴いたことがなかったので、聴いたことの無い曲もあったというのも楽しかったポイントです。愛用しているamazon prime musicにはフルバージョンは見つけられなかったのですが、youtubeにはいくつかあるようで。例えば下のもの。一回バレエを見ると、音楽を聴いたときになんとなく舞台の情景を思い出せます。はあ幸せ。演奏のテンポは今回行ったバレエよりも全体的に速いです。

youtu.be

第一幕のドロッセルマイヤー氏がマジックを子供達に見せている時なんかは、お屋敷にいろんな人がいるので、別々の場所にいる人が何をしているのか追いかけるのが愉快でした。踊りとしては第二幕で色んな国の踊りが見られるところがやっぱり一番楽しかったです。3階席で舞台全体が見渡せたのはそれはそれで良かったですが、ダンサー一人一人の表情とか動きとか、もっと近くで見てみたいとも思いました。

いやー、素晴らしかった。もう一度行きたいと思えるバレエでした。次はオペラに挑戦したいな。